新入社員の学び方の学びを促進する週報の構成:質的データ分析手法SCATを用いた週報の分析
書誌事項
- タイトル別名
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- The Construction of a Weekly Training Report for Supporting New Employees' Learning How to Learn: A Case Study with Qualitative Data Analysis Method by Steps for Coding and Theorization (SCAT)
説明
多様化する仕事に適応できるように,企業の人材育成には,教えて育てるよりも日常的な仕事を通して社員が自ら育つ職場環境づくりが重要である.本研究では,営業実習における実習員と指導員の成長を強化し,指導員が他の指導員と教え方の経験を共有することで指導員の成長を促進する営業実習の質向上の仕組みの構築を目指している.本研究では,実習員の成長の強化を目的とし,学び方の学びが意識されやすいように改善した週報を開発した.本論文では,その週報の構成について報告する.質的データ分析手法のSCATを用いた週報の分析の結果から,新週報の使用が営業実習の中で顧客志向や経験からの学びについて考える契機になっており,実習員の成長及びその成長過程としての自己調整学習を確認することができた.
収録刊行物
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- 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム
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電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J101-D (6), 874-883, 2018-06-01
The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763014926720
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- ISSN
- 18810225
- 18804535
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可