左肺下葉原発のciliated muconodular papillary tumorの1手術例

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タイトル別名
  • A surgical case of ciliated muconodular papillary tumor in the left lower lobe

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説明

<p>Ciliated muconodular papillary tumor(CMPT線毛性粘液結節性乳頭状腫瘍)は肺末梢に発生し,粘液産生を伴い線毛細胞と杯細胞が肺胞置換性に乳頭状増殖を示す稀な腫瘍である.良性悪性の特徴をもち,まだ位置づけが確立されていない.今回我々は,CMPTの1例を経験したので報告する.症例は67歳,女性.CT検診で左下葉に4 mm大の結節を指摘されるも炎症性変化と診断され経過観察となった.4年後,再度CTを撮影し7 mmと増大傾向を認め,診断と治療目的に手術の方針となった.胸腔鏡下に部分切除を行い,永久病理診断でCMPTと診断した.術後2年再発を認めていない.</p>

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参考文献 (14)*注記

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