アルガトロバンを使用して内シャント経皮的血管形成術 (VAIVT) を行ったヘパリン起因性血小板減少症 (HIT) の1例

書誌事項

タイトル別名
  • Argatroban as a substitute for heparin during VAIVT for a patient with heparin-induced thrombocytopenia
  • 症例報告 アルガトロバンを使用して内シャント経皮的血管形成術(VAIVT)を行ったヘパリン起因性血小板減少症(HIT)の1例
  • ショウレイ ホウコク アルガトロバン オ シヨウ シテ ナイ シャント ケイヒテキ ケッカン ケイセイジュツ(VAIVT)オ オコナッタ ヘパリン キインセイ ケッショウバン ゲンショウショウ(HIT)ノ 1レイ

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説明

<p>血液透析患者はヘパリン起因性血小板減少症 (HIT) を発症し得る. HITを発症した透析患者がシャント不全となった場合, 治療にヘパリンが使用できない. 今回われわれは透析導入後にⅡ型HITと診断された維持透析患者の内シャント狭窄に対し, アルガトロバン使用下に計4回の内シャント経皮的血管形成術 (VAIVT) を行った. 周術期に血栓形成や出血等の合併症はなく管理は容易であった. ヘパリンを抗凝固薬として使用できないHIT患者のカテーテル治療に代替薬としてアルガトロバンが使用可能であった.</p>

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