CTAPと出血シンチグラフィで診断し,経皮的硬化療法で止血し得た小腸静脈瘤出血の1例

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タイトル別名
  • Rupture of small intestinal varices diagnosed by CTAP and gastrointestinal bleeding scintigraphy and treated by percutaneous phlebosclerozation angioembolization

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説明

<p>症例は55歳,男性.複数の腹部手術歴や,食道静脈瘤に対して内視鏡的治療歴あり.突然の血便を認め緊急入院.大腸内視鏡を施行するも出血源は同定できず,CT during arterial portography(CTAP)を施行したところ,上腸間膜静脈から流入し腹壁静脈へと排血する小腸静脈瘤を認めた.経皮的に腹壁静脈を直接穿刺することで硬化療法を施行し,良好な止血を得られ,侵襲の高い外科手術を回避することができた.</p>

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