イオン液体を用いた含水高分子の新規電子顕微鏡観察手法
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- 高橋 知里
- 愛知学院大学薬学部製剤学講座
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抄録
一般に,電子顕微鏡を用いた観察では,試料を減圧下(真空環境下)に置く必要がある.このため,生物試料をはじめとする揮発性成分を含有する試料の場合,実際の状態とは異なる形態を観察してしまうことが懸念される.このような問題に対し,近年,試料をイオン液体で処理する方法が開発された.<br>なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.<br>1) Wilkes J. S. et al., J. Chem. Soc. Chem. Commun., 965-967 (1992).<br>2) Kuwabata S. et al., J. Phys. Chem. Lett., 1, 3177-3188 (2010).<br>3) Tsuda T. et al., PLoS One, 9, e91193 (2014).
収録刊行物
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- ファルマシア
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ファルマシア 51 (3), 258-258, 2015
公益社団法人 日本薬学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763036679424
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- NII論文ID
- 130007448084
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- ISSN
- 21897026
- 00148601
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可