放射線外照射後のlenvatinib使用により穿孔をきたした再発甲状腺癌の3例

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タイトル別名
  • Three Cases of Recurrent Thyroid Cancer Involving the Perforation of Adjacent Structures Caused by Lenvatinib after External Radiation Therapy
  • 症例 放射線外照射後のlenvatinib使用により穿孔をきたした再発甲状腺癌の3例
  • ショウレイ ホウシャセン ガイ ショウシャ ゴ ノ lenvatinib シヨウ ニ ヨリ センコウ オ キタシタ サイハツ コウジョウセン ガン ノ 3レイ

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抄録

症例1:気管合併切除後の頸部再発気管浸潤に内用療法後sorafenibでPDとなりlenvatinib開始.3カ月で気管穿孔にて休薬.1カ月で自然閉鎖し再開.症例2:全摘後頸部再発皮膚浸潤で外照射後paclitaxel投与も増大.Lenvatinib開始1週間で皮膚穿孔し中止.2週間で瘻孔閉鎖し再開.症例3:食道浸潤+頸椎転移で頸部外照射し全摘.SorafenibでPDのためlenvatinib開始し1週間で食道穿孔し休薬.保存的治療し3週間で閉鎖した.外照射後の周囲臓器浸潤再発甲状腺癌へのlenvatinib投与は浸潤臓器の穿孔や出血リスクがあるものの,中止により自然閉鎖も期待できる.

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参考文献 (4)*注記

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