奄美大島小湊漁港における夏季に発生する副振動の数値計算

  • 谷川 正覚
    エム・エムブリッジ(株)建設部
  • 山城 徹
    鹿児島大学 理工学研究科(工学系)海洋土木工学専攻
  • 上宇都 瑞季
    鹿児島大学大学院理工学研究科海洋土木工学専攻
  • 加古 真一郎
    鹿児島大学 理工学研究科(工学系)海洋土木工学専攻
  • 濱添 洸也
    鹿児島大学大学院理工学研究科海洋土木工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • NUMERICAL SIMULATION OF SECONDARY UNDULATION OCCURRED IN KOMINATO FISHING PORT OF AMAMI OSHIMA ISLAND DURING THE SUMMER SEASON
  • アマミ オオシマ コミナト ギョコウ ニ オケル カキ ニ ハッセイ スル フクシンドウ ノ スウチ ケイサン

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抄録

夏季に発生する副振動は,台風によって引き起こされる.そのため,港湾などでは高潮に副振動が重なることで水位が上昇し,冠水などの災害を引き起こす危険性が高くなる.また,この副振動は高潮が収まった後で最大の偏差となることもあるため,その特徴を知ることは重要である.本研究では,台風が頻繁に襲来する奄美大島の小湊漁港において数値計算を行い,2012年6月18~20日に台風通過時に発生した副振動の再現を試みた.その結果,定性的ではあるが6月19日以降に発生した副振動が数値計算でも現れた.この結果から,周期6分の振動モード特性や副振動発生原因である海洋長波の伝播特性を明らかにした.

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参考文献 (3)*注記

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