仮想対面インタフェースを備えた直結型dual脳磁計
書誌事項
- タイトル別名
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- Directly-connected Dual MEG System with a Virtual Face-to-Face Communication Interface
抄録
<p>2台の脳磁計を連結したdual脳磁計 は,人対人の相互作用に関わる脳機能の解析に有効である。しかし,近接して設置された脳磁計の対がほとんど存在しないため、今日までにdual脳磁計はごくわずかしか実現していない。最近我々は,北海道大学に設置された2台の脳磁計を接続し,dual脳磁計を構築した。この2台は500mしか離れていないため、光ファイバで直結することが可能であった。光ファイバを介した同期信号(トリガ)の伝送時間は4μsであり、2台の脳磁計はトリガによりミリ秒以内で同期動作できる。さらに光ファイバを介した視聴覚 (audiovisual, AV) インタフェースが装備され、2人の被験者が仮想的に対面できる。AVインタフェースにおける映像/音声伝送時間は,光ファイバの伝送時間と,インタフェースに含まれるAV機器の遅延時間との和になる。インターネットを使用する場合とは異なり,我々のインタフェースにおける映像/音声伝送時間は常に一定である。正確な値は現在評価中であるが,100ms程度と見込まれる。したがって,本dual脳磁計によれば、2人の被験者が違和感なく仮想対面している状況で、脳磁場を同時計測できる。</p>
収録刊行物
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- 生体医工学
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生体医工学 Annual56 (Abstract), S303-S303, 2018
公益社団法人 日本生体医工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763047450624
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- NII論文ID
- 130007483818
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- ISSN
- 18814379
- 1347443X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可