西湘海岸における2014~2016年の海浜地形変化

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タイトル別名
  • ANALYSIS OF TOPOGRAPHIC CHANGES IN 2014-2016 PERIOD ON SEISHO COAST
  • セイショウ カイガン ニ オケル 2014~2016ネン ノ カイヒン チケイ ヘンカ

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抄録

2014,2016年に西湘海岸で行われたNMB測量のデータを解析した.その際,沿岸漂砂が沖合の岩礁や海岸線から突出した構造物により阻止された場合に生じる堆積・侵食域の特徴的な分布や,波による地形変化が汀線付近から沖向きに低減するという漂砂の特性などに着目して解析を進めた.酒匂川河口部,小田原PA付近,粗粒材養浜の行われた二宮海岸など,顕著な地形変化が観察された6区域の地形変化を調べた.この結果,観測期間中,酒匂川河口周辺を除く地域では,西向きの沿岸漂砂による地形変化が起きたこと,また,葛川河口付近での沿岸漂砂量が2.5万 m3/yrであったことが明らかになった.

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参考文献 (2)*注記

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