オープンサイエンス時代における社会科学データアーカイブの意義:SSJデータアーカイブのこれまでとこれから

書誌事項

タイトル別名
  • The role and function of social science data archive in the epoch of open science: A case of SSJDA
  • オープンサイエンス ジダイ ニ オケル シャカイ カガク データアーカイブ ノ イギ : SSJ データアーカイブ ノ コレマデ ト コレカラ

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抄録

<p>欧米諸国では多くの社会科学データアーカイブが1960年代に設立されたが,日本ではその設立が20年近く遅れた。日本の最初の組織的なデータアーカイブであるSSJデータアーカイブは,現在,2,000を超えるデータを公開・提供しており,社会調査データの散逸を防ぐとともに二次分析の普及を図り,社会科学教育にも貢献している。ただしSSJDAは,現在,いくつかの課題に直面している。寄託され公開するデータをより増加させることや,セルフアーカイブを実現すること,調査時点でのインフォームドコンセントに二次利用まで含めるよう啓発すること,多様化する利用者へと対応すること,などである。</p>

収録刊行物

  • 情報の科学と技術

    情報の科学と技術 68 (10), 489-494, 2018-10-01

    一般社団法人 情報科学技術協会

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