<b>摂食嚥下リハビリテーションにおける訓練法の動向と実際</b><b> </b>

DOI Web Site 参考文献22件 オープンアクセス
  • 永見 慎輔
    1)川崎医療福祉大学医療技術学部感覚矯正学科言語聴覚専攻 2) 兵庫医科大学 生理学講座 生体機能部門
  • 福永 真哉
    1)川崎医療福祉大学医療技術学部感覚矯正学科言語聴覚専攻
  • 戸田 淳氏
    1)川崎医療福祉大学医療技術学部感覚矯正学科言語聴覚専攻

書誌事項

タイトル別名
  • Trends and practices in dysphagia rehabilitation training methods

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説明

<p><tt>現在,誤嚥性肺炎は我が国における重要な社会問題であり,その多くの罹患者が高齢者とされている.摂食嚥下障害を発症した際には,速やかに摂食嚥下リハビリテーションを開始する必要があり,国際的に様々な方法論と手法が選択されている.しかし,その方法論は国際的に明確なコンセンサスが得られておらず,より戦略的な摂食嚥下リハビリテーションが展開される必要がある.近年,医療機器の導入や従来の方法を改良することにより,多彩なアプローチが行われるようになっている.今後は,引き続き様々な摂食嚥下訓練の方法について検証を行い,より適切な選択が可能になるように常に最新の知見を入手する必要がある.しかし,方法論は経口摂取を行うための手段であり,介入の目的は対象者の</tt>QOL <tt>に寄与することである.戦略的に摂食嚥下リハビリテーションに取り組むことによって,より質の高い介入を実現することが重要である.</tt></p>

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