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- 坂井 晶子
- 大阪大学大学院
書誌事項
- タイトル別名
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- Punctuation Marks of Elementary Education in the Meiji and Taisho Era: Focusing on Composition Writing Education
- 明治・大正期の初等教育における句読法 : 作文教育を中心に
- メイジ ・ タイショウキ ノ ショトウ キョウイク ニ オケル クトウホウ : サクブン キョウイク オ チュウシン ニ
- ──作文教育を中心に──
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抄録
<p>現行の句読法は、西洋のpunctuationの影響のもと、明治以降に日本語の書き言葉に使用されるようになった。義務教育課程においては、まず国語読本から〈、〉と〈。〉を使い分ける句読法が使われ始め、次いで作文教科書に使用された。明治37年の「国定読本編纂趣意書」および明治39年「句読法案」の発表をきっかけに、綴り方の授業で句読法が教授されるようになった。児童の作文もこの流れを反映し、明治30年代においては、句読点を全く用いないか、一種類のみを使用するものが大半を占める一方、明治40年代には現行に近い句読法を使うものが優勢となる。また、記号は後から文章に打たれるのではなく、文字とおなじタイミングで付される。この句読法は大正年間を通じて次第に定着していった。</p>
収録刊行物
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- 日本語の研究
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日本語の研究 14 (2), 84-100, 2018-04-01
日本語学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763050082560
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- NII論文ID
- 130007493037
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- NII書誌ID
- AA11998386
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- ISSN
- 21895732
- 13495119
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- NDL書誌ID
- 028980838
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可