濾胞性リンパ腫

書誌事項

タイトル別名
  • Follicular lymphoma: recent advances
  • 濾胞性リンパ腫 : 最近の動向
  • ロホウセイ リンパシュ : サイキン ノ ドウコウ
  • —最近の動向—

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説明

<p>濾胞性リンパ腫はB細胞性リンパ腫の中でびまん性大細胞型リンパ腫に次いで頻度の高い疾患である。自然経過は緩徐であるが,従来の化学療法に対する感受性は低く再発を繰り返すため,疾患特異的治療戦略を要する。腫瘍量判定規準が提唱されており,化学療法を開始する目安となる「高腫瘍量」に至るまでの期間を先延ばしすることが初発例の目標となる。再発時の治療では,現病のコントロールに加えて造血抑制や免疫不全が予後を規定するため,これらの有害事象の少ない新規治療薬の開発が期待される。</p>

収録刊行物

  • 臨床血液

    臨床血液 59 (10), 2104-2108, 2018

    一般社団法人 日本血液学会

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