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- 杉原 毅彦
- 東京都健康長寿医療センター膠原病・リウマチ科
書誌事項
- タイトル別名
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- II. Polymyalgia Rheumatica
- リウマチ性多発筋痛症
- リウマチセイ タハツキンツウショウ
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説明
<p>リウマチ性多発筋痛症(polymyalgia rheumatica:PMR)は平均発症年齢が70~75歳と高齢者に多いリウマチ性疾患である.20%前後の患者で巨細胞性動脈炎を合併する.肩関節の上腕二頭筋の腱鞘滑膜炎,三角筋下滑液包炎,股関節の大転子部滑液包炎,座骨結節や恥骨結合,寛骨臼の関節包外の炎症病変を特徴とする.診断には分類基準が参考となるが,PMR様の症状を呈する類似疾患の除外診断を必要とする.末梢関節病変を伴うPMRは,関節リウマチとの鑑別が困難な場合がある.ステロイド療法は有効であるが,再発率は30~50%程度と高い.</p>
収録刊行物
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- 日本内科学会雑誌
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日本内科学会雑誌 106 (10), 2125-2130, 2017-10-10
一般社団法人 日本内科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763059133440
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- NII論文ID
- 130007496644
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- NII書誌ID
- AN00195836
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- ISSN
- 18832083
- 00215384
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- NDL書誌ID
- 028610711
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可