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- 日置 貴之
- 東京大学大学院
書誌事項
- タイトル別名
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- The “Tokyo” Style of the Kamigata <i>Kabuki</i> Theater in the Early Meiji Period
- メイジ ショキ オオサカ ゲキダン ニ オケル 「 トウキョウフウ 」
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説明
<p>明治期の上方歌舞伎は従来、同時期の東京の歌舞伎に比べて革新性に乏しいものであるとされ、顧みられることが少なかった。しかしながら、詳細に検討していくと、そこではいくつもの興味深い変化が生じているのである。</p><p>本論考では、特に明治十年代末までの大阪における変革の諸例を取り上げ、その多くが「東京風」を志向したものであることを示す。さらに、この時期の劇界の変化は、東京が京阪に一方的に影響を与えるというものではなく、相互に影響関係を持つものであることを明らかにし、明治期上方歌舞伎の演劇史的位置付けの再考を促す。</p>
収録刊行物
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- 日本文学
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日本文学 62 (10), 42-52, 2013-10-10
日本文学協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763060719488
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- NII論文ID
- 40019813355
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- NII書誌ID
- AN00197092
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- ISSN
- 24241202
- 03869903
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- NDL書誌ID
- 024904759
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可