ショウジョウバエを用いた体温調節行動の解析 : 温度受容体と共生細菌を介した制御

  • SUITO Takuto
    京都大学大学院工学研究科合成・生物化学専攻
  • NAGAO Kohjiro
    京都大学大学院工学研究科合成・生物化学専攻
  • UMEDA Masato
    京都大学大学院工学研究科合成・生物化学専攻

Bibliographic Information

Other Title
  • ショウジョウバエを用いた体温調節行動の解析
  • ショウジョウバエ オ モチイタ タイオン チョウセツ コウドウ ノ カイセキ : オンド ジュヨウタイ ト キョウセイ サイキン オ カイシタ セイギョ
  • 温度受容体と共生細菌を介した制御

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Description

<p>体温はさまざまな生命現象に影響を与えるため,生物は自律性および行動性の体温調節によって生体の恒常性を維持している.しかしながら,生物がどのように至適な体温を決定しているのかについて明確な答えは出ていない.本稿ではショウジョウバエをモデルとした体温調節行動解析から明らかとなった温度受容体の機能やエネルギー代謝と体温調節との関連について紹介したい.また,われわれが見いだした共生細菌と体温調節機構との関連について,近年明らかにされつつあるショウジョウバエにおける共生細菌の機能と役割における知見なども併せて紹介したい.</p>

Journal

  • KAGAKU TO SEIBUTSU

    KAGAKU TO SEIBUTSU 55 (12), 803-809, 2017-11-20

    Japan Society for Bioscience, Biotechnology, and Agrochemistry

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