書誌事項
- タイトル別名
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- fN-Oscillation trapped in the benthic front in the Abyssal Japan Sea
- ニホンカイ シンソウ ノ テイソウ フロント ニ ホソク サレタ fN シンドウ
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抄録
<p>本研究では,非静水圧の力学領域においてN (浮力振動数)とf (慣性振動数)がほぼ等しい成層状態で浮力振動と慣性振動の性質をあわせ持つ「fN振動」について,その特性と実在の可能性を検証した。まず,N→fの極限において内部波の分散関係から水平方向の群速度が極大となる場合にfN振動の水平波数kと鉛直波数mの比,k/m,が1/√ 3に等しいことと,N=fの理想的な成層条件下では群速度が零となるため,この振動は強制領域内に捕捉されることを示した。ついで,局所的なフロントを模した数値モデル実験によって,フロントに捕捉されたfN振動のエネルギーの一部が内部波として離脱することを示した。この内部波の海洋現場での発生源の候補として大和海盆底層水と日本海盆底層水の境界域に形成されている底層フロントに注目して,その近傍で観測を行い,fN振動の間接的な証拠と考えられるk/m~1/√ 3を満たす内部慣性重力波の擾乱の存在を水温と溶存酸素の変動から確認した。</p>
収録刊行物
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- 海の研究
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海の研究 24 (4), 147-169, 2015-07-15
日本海洋学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763069415680
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- NII論文ID
- 110009984901
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- NII書誌ID
- AN10382760
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- ISSN
- 21863105
- 09168362
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- NDL書誌ID
- 026673467
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可