東南極ナピア岩体ハーベイヌナタークに産する珪長質片麻岩中のジルコンの地球化学

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タイトル別名
  • Zircon geochemistry of felsic gneiss from the Harvey Nunatak in the Napier Complex, East Antarctica

抄録

<p>ジルコンは物理化学的に安定な鉱物であるとされる.一方,超高温変成作用(1000℃以上)によって,ジルコン結晶中のPbの二次的な移動が起こり,年代値等に影響を与えるという例も報告されている.そこで,ジルコン結晶中のPb及びその他微量元素の(超)高温環境下における挙動について検証するため,超高温変成作用の痕跡を残す東南極ナピア岩体に着目し,本岩体の露岩であるハーベイヌナタークに産する斜方輝石珪長質片麻岩中のジルコンを対象として,高感度高分解能イオンマイクロプローブ(SHRIMP-IIe)によるU-Pb年代測定及びZrと微量元素(Hf, Ti, P, REE, Ca, Mn, Fe, Al, Mg, K, Li, B, F, Cl)組成分析を行った.</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282763071896192
  • NII論文ID
    130007520568
  • DOI
    10.14862/geochemproc.65.0_122
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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