書誌事項
- タイトル別名
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- マグネシウム
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説明
<p>腎臓はマグネシウム (Mg) の代謝においても重要な役割を担っており, 慢性腎臓病 (CKD) において腎機能が低下してくると, Mg代謝異常が認められるようになる. このため, CKDに伴う骨・ミネラル代謝異常 (CKD-MBD) において, カルシウムやリンに加え, Mgも大きく関与しているものと考えられる. CKDにおいて, 血清Mgの上昇は, 副甲状腺ホルモンの産生や分泌を抑制する. また, 骨へのMgの蓄積が, 低回転骨の原因となる可能性がある. 一方, Mgが骨密度や骨折リスクと, 関係している可能性も指摘されている. 血管石灰化は, CKD患者において高頻度に認められ, 生命予後とも関連している. この血管石灰化は, 骨形成に類似した調節機序が存在するとされているが, Mgはこの血管石灰化を抑制する作用を有している. また, 血管石灰化とも関連するが, Mgは心血管疾患に対しても抑制的に作用している. さらに, MgはCKD患者の生命予後とも関連しており, 血清Mg濃度が低値であると生命予後は不良である.</p>
収録刊行物
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- 日本透析医学会雑誌
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日本透析医学会雑誌 51 (11), 657-664, 2018
一般社団法人 日本透析医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763072060160
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- NII論文ID
- 130007522658
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- NII書誌ID
- AN10432053
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- ISSN
- 1883082X
- 13403451
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- NDL書誌ID
- 029387741
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可