書誌事項
- タイトル別名
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- FGF23とKlotho
- FGF23 ト Klotho
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説明
<p>CKD-MBDに関わる因子のうちで, 最も生命予後と関係の深い因子である, リンの調整系が判明したのは最近のことである. fibroblast growth factor 23 (FGF23) は骨細胞より分泌されるが, KlothoとFGF受容体の複合体に結合すると, 近位尿細管でのナトリウム-リン共輸送体 (NaPi-Ⅱ) の発現が抑制され, リンの再吸収が低下する. また, 活性型ビタミンD [1,25(OH)2D] 産生を抑制し, 腸管からのリン再吸収を抑制する. KlothoはCKDの早期から発現が低下し始めるが, 動物実験などから腎保護作用を有することが確かめられている. FGF23もCKD早期から上昇を認めるが, 透析患者のみならず, 保存期CKD患者の予後とも関係が深い. また, FGF23は予後予測因子というだけでなく, 予後不良因子として, FGF23自体が左室肥大をきたすことも指摘されており, そのメカニズムも解明されつつある. さらには, 肥大心自体もFGF23を産生することが判明している.</p>
収録刊行物
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- 日本透析医学会雑誌
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日本透析医学会雑誌 51 (11), 665-669, 2018
一般社団法人 日本透析医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763073215744
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- NII論文ID
- 130007522619
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- NII書誌ID
- AN10432053
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- ISSN
- 1883082X
- 13403451
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- NDL書誌ID
- 029387750
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可