桜島噴火の教材化
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- 飯野 直子
- 熊本大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Teaching material about Sakurajima volcano eruption using public agencies data
抄録
<p>平成30年に次期高等学校学習指導要領が告示された.高等学校の理科も小中学校の理科と同様に,科学的に探究する学習の充実や日常生活や社会との関連を重視した改定となっている.また,数学と理科にわたる探究的科目として,理数科(「理数探究基礎」及び「理数探究」)が新設された.九州には1955年以来,長期にわたって活発な活動を続けている桜島火山がある.生活圏内に位置しているため,火山噴出物の日常生活や社会への影響が大きい.桜島の火山観測結果や島内及び周辺地域の大気環境を連続測定しているデータなどは気象庁や環境省などによってインターネットを介して公開されている.著者らは2006年の桜島昭和火口の活動再開以降,定点カメラを設置して噴煙観測を続けており,インターネットを介して画像提供している.本研究では探究的な学習における公的機関のデータ利用について桜島噴火の教材化を例に整理した.</p>
収録刊行物
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- 日本科学教育学会研究会研究報告
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日本科学教育学会研究会研究報告 33 (2), 69-72, 2018-12-01
一般社団法人 日本科学教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763073446912
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- NII論文ID
- 130007522480
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- ISSN
- 18824684
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可