大正後期の成城小学校における飼育動物を利用した理科授業の特徴

書誌事項

タイトル別名
  • Characteristics of Science Teaching Using School Animals with Seijo Elementary School in the Late Taisho Era
  • 大正後期の成城小学校における飼育動物を利用した理科授業の特徴 : ニワトリの授業を事例として
  • タイショウ コウキ ノ セイジョウ ショウガッコウ ニ オケル シイク ドウブツ オ リヨウ シタ リカ ジュギョウ ノ トクチョウ : ニワトリ ノ ジュギョウ オ ジレイ ト シテ
  • ―ニワトリの授業を事例として―
  • A Case of Lessons of Chickens

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抄録

<p> 本研究は大正後期における成城小学校で行われた飼育動物を利用した理科授業の特徴をニワトリの授業を事例として明らかにすることを目的とした。その結果、大正後期の成城小学校では理科教科書中では昭和10年代に内容となるニワトリの飼育がすでに理科授業として行われていたことが明らかになった。一方、明治後期から受け継がれてきた授業内容であるニワトリの形態や習性は直接授業の中で教えるのではなく、飼育活動を通して子ども自らに気づいてもらいたいという意図があったことを指摘した。</p>

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