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- 坂 堅太
- 京都大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Kōbō Abe's Experience of East Europe: A Communist in 1956
- 安部公房の東欧体験 : 「コミュニスト」の一九五六年
- アベコウ ボウ ノ トウオウ タイケン : 「 コミュニスト 」 ノ イチキュウゴロクネン
- ――「コミュニスト」の一九五六年――
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説明
<p>本稿の目的は、一九五六年の東欧旅行が安部に与えた思想的影響の考察にある。チェコ人の民族的偏見への関心から、均質に見える集団内部に潜む様々な〈境界〉を見出す眼を獲得した安部は、民主集中制の限界を突破する新しい権力構造と、同質性ではなく多様性を志向する新しい共同体イメージとを発見した。この視点はその後起こったハンガリー事件への対応のなかで一度沈潜するものの、六〇年代以後の安部の問題関心へと繋がっていく。</p>
収録刊行物
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- 日本文学
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日本文学 62 (12), 33-43, 2013-12-10
日本文学協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763077436288
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- NII論文ID
- 130007525329
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- NII書誌ID
- AN00197092
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- ISSN
- 24241202
- 03869903
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- NDL書誌ID
- 025067188
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可