口腔内に限局性腫瘤を形成した非定型放線菌症の2例

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タイトル別名
  • Two Cases of Atypical Actinomycosis Forming Localized Nodule in Oral Cavity
  • 症例報告 口腔内に限局性腫瘤を形成した非定型放線菌症の2例
  • ショウレイ ホウコク コウコウ ナイ ニ ゲンキョクセイ シュリュウ オ ケイセイ シタ ヒテイケイ ホウセンキンショウ ノ 2レイ

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抄録

放線菌症は,Actinomyces israelliによる感染症で慢性化に伴い板状硬結,多発膿瘍を認め,膿瘍から菌塊を排出する。今回,典型的な臨床症状を示さない限局性腫瘤を形成した放線菌症2例を報告する。症例1は上唇に腫瘤を触知し,切除生検により放線菌塊を伴う唾液腺炎と診断された。症例2は頬粘膜に腫瘤を触知し,穿刺吸引により放線菌塊を確認した。<br>本症の限局性病変は腫瘍性病変との鑑別診断が重要である。

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参考文献 (17)*注記

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