看護行為に関する正当業務行為性の判断基準
-
- 荒井 俊行
- 奧野総合法律事務所
書誌事項
- タイトル別名
-
- ~「北九州爪ケア事件」控訴審判決(福岡高裁 平成22年9月16日判決)について
この論文をさがす
説明
<p>看護師が患者に対して実施した爪切り等が傷害罪となるか否かで争われた事件(以下「本事件」という)について,平成22年9月16日,一審判決を覆して無罪とする判決(以下「本判決」という)が控訴審である福岡高等裁判所で出され,本判決は確定した.本判決は現時点(平成22年10月31日現在)では未だ公刊されていないが,筆者は日本看護協会看護職賠償責任保険制度に基づき本事件に深く関わった者として,本判決のうち看護行為の正当業務行為性に関する部分を中心に,その内容を概略紹介するとともに解説を試みることとする.</p>
収録刊行物
-
- 日本看護管理学会誌
-
日本看護管理学会誌 14 (2), 61-66, 2010
一般社団法人 日本看護管理学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282763083161728
-
- NII論文ID
- 130007553837
-
- ISSN
- 21896852
- 13470140
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可