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- 呉 寧真
- 國學院大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Honorific Forms of Compound Verbs in Early Middle Japanese
- チュウコ ワブン フクゴウ ドウシ ノ シュタイ ケイゴ ノ カタチ
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説明
<p>中古和文の複合動詞の主体敬語の形には,Ⅰ敬語独立動詞+後項,Ⅱ前項+たまふ+後項,Ⅲ前項+敬語独立動詞,Ⅳ前項+後項+たまふ,Ⅴ敬語独立動詞+敬語独立動詞,Ⅵ敬語独立動詞+後項+たまふの6種類がみられる。本稿では,複合動詞が主体敬語の形になる場合に,動詞の敬意差の表し方によって,異なる形として現れることを述べる。複合動詞の敬語形は,ⅠⅢの敬語独立動詞を主に用いる動詞と,Ⅳの「たまふ」を主に用いる動詞に分かれ,敬語独立動詞が2種類以上ある動詞は敬語独立動詞を使う傾向があり,そうでない動詞は「たまふ」を使う傾向があることを示す。これは,2段階の敬語の形が必要であることの反映だと考えられる。また,両項敬語形は,複合する力が弱い複合動詞である。中古では限られた形だけで用いる。生産性のある形ではなく,中世には見当たらなくなる形であることから,中古の複合動詞は,複合する力が強くなりつつある段階にあることを示した。</p>
収録刊行物
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- 日本語の研究
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日本語の研究 14 (3), 109-125, 2018-08-01
日本語学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763083219456
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- NII論文ID
- 130007542552
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- NII書誌ID
- AA11998386
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- ISSN
- 21895732
- 13495119
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- NDL書誌ID
- 029196967
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可