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- 増本 隆夫
- 農村工学研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- Utilization of Flood Prevention Function of Paddies for Reducing Disaster Risks due to Climate Change
- キコウ ヘンドウ カ ノ サイガイ ケイゲン ニ ムケタ スイデン ノ コウズイ ボウシ キノウ ノ リ カツヨウ
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抄録
<p>気候変動に伴う災害リスクの軽減のために,豪雨時の大氾濫に焦点を絞り,低平水田地帯が持つ洪水防止機能の考え方や機能評価法の妥当性について検討した。また,その機能が運用された事例を紹介して,超過洪水時に水田の洪水防止機能を利用する流域管理方法に関する提案を行った。ここでは,まず,その洪水防止機能をマクロに評価する方法を紹介し,実際に発生した東海豪雨や新潟豪雨に伴う氾濫を例に,その機能評価法の妥当性について検討するとともに,異常洪水に対する適応策としてその機能を利活用する流域管理方法を示した。特に,検討の中心として,低平水田地帯の大氾濫を焦点に,水田や農業用排水施設が持つ洪水防止機能を積極的に利活用する方法を提案した。</p>
収録刊行物
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- 農業農村工学会誌
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農業農村工学会誌 78 (9), 755-758,a1, 2010
公益社団法人 農業農村工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763084040320
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- NII論文ID
- 130007543701
- 80021227267
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- NII書誌ID
- AA12221567
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- ISSN
- 18847196
- 18822770
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- NDL書誌ID
- 10830280
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可