書誌事項
- タイトル別名
-
- Surveillance of Cadmium Concentration in Chocolate and Cocoa Powder Products Distributed in Japan
この論文をさがす
説明
<p>チョコレートとココアは,カカオ豆から作られる主な製品である.これらの製品は,土壌などの環境に由来するカドミウム(Cd)を含むことが知られている.Cd濃度を調査するために,国内流通していたダークチョコレート,ミルクチョコレート,ホワイトチョコレート,ココア粉末製品を購入した.分析には誘導結合プラズマ質量分析計による妥当性確認された分析法を用いた.チョコレートおよびココア粉末中のCd濃度は,それぞれ0.00021~2.3および0.015~1.8 mg/kgの範囲であった.各製品のCd濃度を製品のラベルに記載されているココア固形分の含有量に基づき評価した結果からは,Cd濃度とココア固形分の含有量との間に弱い正の相関があることが示された.調査した180種類のチョコレート製品のうち8製品,140種類のココア粉末製品のうち26製品中のCd濃度は,EUが設定した基準値を超過していた.</p>
収録刊行物
-
- 食品衛生学雑誌
-
食品衛生学雑誌 59 (6), 269-274, 2018-12-25
公益社団法人 日本食品衛生学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282763084804992
-
- NII論文ID
- 130007554353
-
- NII書誌ID
- AN00117741
-
- ISSN
- 18821006
- 00156426
-
- NDL書誌ID
- 029442192
-
- PubMed
- 30626784
-
- 本文言語コード
- en
-
- データソース種別
-
- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可