書誌事項
- タイトル別名
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- A STUDY ON THE DETECTION OF DETERRED DRIVER'S VISIBILITY CAUSED BY SNOWDRIFTS BY THE USE OF IMAGE PROCESSING
説明
北海道では,冬期に風が強まると目線を超える高さまで雪が舞い,視界不良が発生する.そのため,視界不良を捉え交通障害リスクを抑制し,回避することが必要となる.そこで,国道沿いに設置されているCCTVカメラ画像から視界不良の検知を行った.GPVによる視界不良検知と比べ,WIPSを用いることで,雪面の状況と風の影響による視界不良を検知できるメリットが示されるかどうかを,2016年12月から2017年02月に記録された根室中標津エリアの6路線20機のカメラ画像より検証した.その結果,WIPSは降雪がなくても雪が舞いやすい雪面状況のとき,強風による視界不良を的確に評価していた.同じ状況で,GPVは地上の雪面と風を考慮できず,視界不良がそれほどでもない結果を示したことから,WIPSが有効な指標となり得ることがわかった.
収録刊行物
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- 土木学会論文集D3(土木計画学)
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土木学会論文集D3(土木計画学) 74 (5), I_165-I_172, 2018
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763085228160
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- NII論文ID
- 130007555923
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- ISSN
- 21856540
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可