08測-24-口-08 カーリングのデリバリー動作からストーン速度を推定する試み

説明

<p> 本研究は慣性センサによってカーリングのデリバリーフォームを測定し、得られたキネマティックスデータにリカレントニューラルネットワークを適用し、ストーン速度を推定することを目的とした。キネマティックス変量のみでストーン速度を推定することができれば、具体的な動作の修正によってより適切なストーン速度のコントロールが可能と考えられる。被験者は日本代表経験を有する3名の女子カーリング選手であった。4種類のストーンの速度についてそれぞれ4回ストーンを投げた。慣性センサは3軸のジャイロ、加速度、磁気の各センサで構成され、デリバリーにおける各相対座標系の3次元加速度および角速度を測定した。また、ストーンの速度は光電管で計測した。時系列のデリバリー動作変量データからストーンの速度を推定するためにリカレントニューラルネットワークを適用した。本研究の結果、リカレントニューラルネットワークによって時系列のカーリングデリバリー動作におけるストーンの速度を推定することが可能と考えらえた。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282763085437440
  • NII論文ID
    130007581371
  • DOI
    10.20693/jspehss.69.172_2
  • ISSN
    24241946
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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