2012年Chapel Hill会議による血管炎の命名法を踏まえた新たな皮膚血管炎の命名法

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タイトル別名
  • Newly Developed Nomenclature of Cutaneous Vasculitis Based on The 2012 Chapel-Hill Consensus Conference Nomenclature of Vasculitides
  • 2012ネン Chapel Hill カイギ ニ ヨル ケッカンエン ノ メイメイホウ オ フマエタ アラタ ナ ヒフ ケッカンエン ノ メイメイホウ

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抄録

<p>Chapel Hillコンセンサス会議2012(CHCC2012)に欠けていた皮膚血管炎の疾患名と定義を標準化することを目指して,最近“Nomenclature of cutaneous vasculitis:Dermatologic addendum to the CHCC2012”(D-CHCC)がArthritis & Rheumatologyに刊行された.今後D-CHCCは皮膚血管炎の臨床と研究のいずれにも確固たる足場を提供し,また信頼性の高い皮膚血管炎分類基準および診断基準を制作する原動力となるであろう.そのため,わが国においてもD-CHCCをできるだけ早期に普及するのが望ましいと考える.この総説はまずD-CHCCの基本構造について述べ,次いで中心となる重要な事項,あるいは誤解されやすい事項についてより詳細に解説した.</p>

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