痙攣重積と心室細動を合併した若年者のカルバマゼピン中毒の一例

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  • Carbamazepine intoxication complicated by status epilepticus and ventricular fibrillation in the youth ; a case report

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説明

<p>症例はてんかんの既往があり不整脈リスクのない27歳男性で, 意識障害を主訴に救急搬送された。診療中に痙攣発作が出現し, 意識障害は遷延した。血中カルバマゼピン濃度高値であり, てんかん重積とカルバマゼピン中毒の疑いで入院とした。入院第4病日に心室細動が出現し, 蘇生処置により自己心拍再開が得られた。心室細動発症前の心電図モニターに著明なアーチファクトが混入していたことから, 痙攣後の心室細動であった可能性があり, 痙攣関連突然死も考慮された。</p>

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