地層処分に関わる人材育成の国際的な取組み

書誌事項

タイトル別名
  • Education and Training in Underground Waste Disposal : the International Approach of the ITC School of Underground Waste Storage and Disposal
  • 地層処分に関わる人材育成の国際的な取組み--地下廃棄物貯蔵・処分国際研修センター(ITC)の設立に参加して
  • チソウ ショブン ニ カカワル ジンザイ イクセイ ノ コクサイテキ ナ トリクミ チカ ハイキブツ チョゾウ ショブン コクサイ ケンシュウ センター ITC ノ セツリツ ニ サンカ シテ
  • 地下廃棄物貯蔵・処分国際研修センター (ITC) の設立に参加して

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説明

<p> 高レベル放射性廃棄物の地層処分は, 法律に基づき, 計画の策定, 安全規制, 処分予定地の選定, 処分場の設計・建設・操業 (処分の実施), 規制や実施のよりどころとなる研究開発の推進等の役割を諸機関が分担し, 社会的な受容を確かなものとしながら段階的に進めることとされている。地層処分に必要な知識や技術を長期にわたって継承し, さらに確かなものとしていくためには世代を超えた人材育成が不可欠であり, いずれの国においても, 現役の専門家世代を保持し将来の専門家世代を確保するため様々な取組みが進められている。地下廃棄物貯蔵・処分国際研修センター (ITC School of Underground Waste Storage and Disposal, 以下ITC-School) は, 国際協力により強力な教育研修基盤に立った効率的な人材育成という目的を共有する諸機関により2003年4月, スイスに設立された新たな研修組織である。筆者は核燃料サイクル開発機構 (当時) とスイス放射性廃棄物管理組合 (Nagra) が進める放射性廃棄物管理分野における研究交流の一環としてNagraに駐在し, ITC-Schoolの設立に事務局スタッフとして参加する機会を得た。本稿では, ITC-Schoolの設立とその後の経緯の概略を紹介する。</p>

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参考文献 (7)*注記

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