格子ボルツマン法に基づいた等温室内気流のラージ・エディ・シミュレーション

DOI Web Site オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • Lattice Boltzmann Method integrated with large-eddy simulation applied to isothermal indoor flow
  • コウシ ボルツマンホウ ニ モトズイタ トウオン シツナイ キリュウ ノ ラージ ・ エディ ・ シミュレーション

この論文をさがす

抄録

<p>近年,格子ボルツマン法(Lattice Boltzmann Method, LBM)を用いた建築風環境解析例が報告されている.本解説では,等温室内流れを対象として,Large-eddy simulation が組み込まれたLBM (LBM-LES)および有限体積法( FVM-LES)を用いた解析を実施し,LBM-LES の予測精度の検証,及び両手法の結果精度と計算速度の比較を行った.結果としては,室内気流解析においてLBM-LES がFVM-LES と同様な予測精度を与えられるが,FVM-LES より高い格子解像度が必要である.計算速度の方は,LBMLES がより優れた並列計算効率が表現し,特により多くの計算コアを使用すると同じ解析精度の場合にFVM-LES より大きい計算速度を与えた.</p>

収録刊行物

  • 生産研究

    生産研究 71 (1), 23-28, 2019-01-01

    東京大学生産技術研究所

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ