書誌事項
- タイトル別名
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- Evidence for Reactor Anti-neutrino Disappearance from the KamLAND Experiment
- カムランド ジッケン ニ ヨル ゲンシロ ニュートリノ ケッソン ノ ハッケン
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説明
<p> 東北大学が中心となって進めているニュートリノ実験「カムランド」は, 2002年12月に, 原子炉ニュートリノが飛行中に欠損する現象を発見した。この現象は, 電子型ニュートリノが振動現象を起こしている可能性を強く示唆し, 素粒子物理に大きなインパクトを与えている。原子炉は非常に良いニュートリノ発生装置でもあり, この実験を成功に導いた大きな要素の一つは, 日本の各原子力発電所より提供された原子炉運転データを利用して, 原子炉ニュートリノ量の精密な計算を行うことができたことである。本稿では, カムランド実験の概要, 結果などを原子炉ニュートリノの説明に重きをおきながら解説し, 合わせて今後の原子炉ニュートリノ実験計画を紹介する。</p>
収録刊行物
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- 日本原子力学会誌
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日本原子力学会誌 45 (10), 617-622, 2003
一般社団法人 日本原子力学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763097836032
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- NII論文ID
- 10011561149
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- NII書誌ID
- AN00188477
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- ISSN
- 21865256
- 00047120
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- NDL書誌ID
- 6741842
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可