日本哺乳類学会1987年設立までの歩み―戦後の哺乳類学2組織は如何につくられ如何に合併したか―

書誌事項

タイトル別名
  • A prehistory of Nihon Honyurui Gakkai (=Mammalogical Society of Japan) before 1987—How and why two mammalogy organizations were established after World War II and united to form the Society—
  • 日本の哺乳類学,歴史的展開(4)日本哺乳類学会1987年設立までの歩み : 戦後の哺乳類学2組織は如何につくられ如何に合併したか
  • ニホン ノ ホニュウルイガク,レキシテキ テンカイ(4)ニホンホニュウルイ ガッカイ 1987ネン セツリツ マデ ノ アユミ : センゴ ノ ホニュウルイガク 2 ソシキ ワ イカニ ツクラレ イカニ ガッペイ シタ カ

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説明

<p>第二次大戦後に「日本哺乳動物学会」(1949年発足)と「哺乳類研究グループ」(1963年発足)2組織が,1987年に合併して「日本哺乳類学会」を誕生させた.本稿はこの2組織が発足するまでの経緯と発足から合併までの経緯を,おもに文献情報に基づいて描写した.その結果,各2組織の前駆体はそれぞれ第二次世界大戦の前(1923年)と後(1955年)という時期を異にして「日本動物学会」(1923年設立)から派生したと考えられた.歴史的な経過に付随して出現したいくつかの事象の提示とそれに関する話題提供をおこなった.</p>

収録刊行物

  • 哺乳類科学

    哺乳類科学 58 (2), 289-331, 2018

    日本哺乳類学会

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