マイコプラズマ感染症による高サイトカイン血症にて横紋筋融解症・急性腎障害を呈し,血液濾過透析により早期に改善した1例

書誌事項

タイトル別名
  • A Case of Early Improvement of Rhabdomyolysis and Acute Kidney Injury by Hemodiafiltration That was Caused by Hypercytokinemia with <i>Mycoplasma</i> Infection
  • 今月の症例 マイコプラズマ感染症による高サイトカイン血症にて横紋筋融解症・急性腎障害を呈し,血液濾過透析により早期に改善した1例
  • コンゲツ ノ ショウレイ マイコプラズマ カンセンショウ ニ ヨル コウサイトカイン ケッショウ ニテ オウモンキン ユウカイショウ ・ キュウセイジンショウガイ オ テイシ,ケツエキ ロカ トウセキ ニ ヨリ ソウキ ニ カイゼン シタ 1レイ

この論文をさがす

説明

<p>32歳,男性.発熱・下肢痛を主訴に救急外来を受診.肺炎・横紋筋融解症の診断にて入院し,腎機能障害と無尿を認め,血液濾過透析が施行された.肺炎の原因菌はマイコプラズマと判明し,横紋筋融解症はIL(interleukin)- 6やIL-18が高値であったことから,高サイトカイン血症による肺外症状と考えられた.血液濾過透析は腎代替療法としてだけでなく,ミオグロビンやサイトカインを除去することにより,腎機能を速やかに改善させた可能性が示唆された.</p>

収録刊行物

参考文献 (8)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ