交通流状態と幾何構造を考慮した都市間高速道路の事故発生リスク分析

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Study on Accident Risk considering Traffic States and Road Geometry in Intercity Expressways

抄録

<p><tt>高速道路の交通事故要因分析は,都市内高速道路を対象とした報告が多く,都市間高速道路における分析は限られる.そこで,本研究は全国の都市間高速道路を対象に,交通流状態と各種幾何構造要因,および天候要因を考慮した事故発生リスク分析を実施する.交通流状態の分類には混合流状態の判定方法を提案した.また,幾何構造には平面線形や縦断線形に加え,トンネル区間を考慮した.これらの各種要因によって走行環境カテゴリーを定義した上で,各カテゴリーに対して事故発生リスクを算出した.分析の結果,混合流状態では車線数が増加するに従い車両接触事故のリスクが高まること,トンネル入口部においては追突事故リスクが高い傾向にあることが明らかとなった.今後はモデル分析を通じて本知見の統計的な有意性を確認する予定で</tt><tt>ある. </tt></p>

収録刊行物

  • 交通工学論文集

    交通工学論文集 5 (2), A_199-A_207, 2019-02-01

    一般社団法人 交通工学研究会

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282763099065984
  • NII論文ID
    130007592893
  • DOI
    10.14954/jste.5.2_a_199
  • ISSN
    21872929
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ