前眼部OCT(CASIA2)によるCorneal Mapモードによる各パラメータの検者内及び検者間の再現性

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  • Intra- and Inter-examiner Reproducibility of Measurements for the Parameters in the Corneal Map of the Anterior Segment OCT (CASIA 2)

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<p>【目的】前眼部OCT(CASIA2)のCorneal Mapモードの各パラメータの検者内及び検者間の再現性の検討。</p><p>【対象と方法】屈折異常以外の眼疾患のない9例18眼(男性1名、女性8名、34.0±14.0歳)を対象。CASIA2のCorneal Mapモードで2名の視能訓練士(13年目)(1年目)が10回ずつ測定した。解析した各パラメータは中心角膜厚(CCT)、前房深度(ACD)、隅角間距離(ATA)、強膜岬間距離(ACW)、lens vault(LV)、crystalline lens rise(CLR)で、検者内の再現性の評価は各パラメータの変動係数の平均を求め、検者間の再現性の評価はBland -Altman Plotを用いた。</p><p>【結果】各パラメータの変動係数の平均はCCT 0.29%、ACD 0.44%、ATA 1.46%、ACW 1.56%、LV 35.91%、CLR 15.70%であった。検者間の測定値の差の平均±標準偏差はCCT-0.0004±0.0013mm、ACD 0.003±0.014mm、ATA -0.013±0.055mm、ACW-0.011±0.057mm、LV -0.007±0.019mm、CLR -0.004±0.015mmであった。</p><p>【結論】CASIA2で測定した前眼部パラメータの検者内及び検者間の再現性はLV以外は高く臨床への応用が期待される。</p>

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