女子学生の外食およびランチの状況

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タイトル別名
  • Appearance of eating out and lunch by female students

抄録

【目的】我が国の外食にかける費用は、関東・東海地域で多く、特に喫茶にかける費用は岐阜県が全国第1位、愛知県が第2位である。本研究では、愛知県の女子大に通う学生の外食およびランチの状況に関するアンケート調査を実施した。<br><br>【方法】アンケートの内容は対象者に関する3項目、普段の食事に関する7項目、外食に関する9項目の計19問とした。調査は平成29年4月から8月で自記式質問紙を用いて実施した。対象はN女子大学(愛知県)の学生210名(19.4±1.3歳)で、集計と分析をExcelで行ない、有意差の検定はχ2検定(2×2分割表とm×n分割表)を用いて統計的有意水準を5%以下で示した。<br><br>【結果】アンケート結果から、対象者では平日の外食が少なく「外食しない」が47%と最も多く、休日は「土日のどちらか1回外食する」が52%と多かった。また、アンケート結果を1年生と3・4年生で比較すると、平日のランチでは「お弁当を持参する」や、「学食で食べる」学生がどちらも70%以上と多かったが、3・4年生は「コンビニ・スーパーで買う」学生が約20%と1年生より多かった。1年生と3・4年生の間に有意差が認められた項目は外食をする回数で、平日・休日ともに1年生より3・4年生が多かった。外食に出かける店では、1年生が「ファミリーレストラン」で55%、3・4年生が「カフェ・喫茶」で54%と最も多く、1年生と3・4年生の間に有意差を認めた。平日のランチにかける金額は3・4年生が1年生より有意に多かったが、ともに平日は「700~1,000円」が最も多く、休日は「1,000~1,500円」が50%以上と多かった。また、高学年になる程、外食の回数が増えランチにかける金額も増える傾向を認めた。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282763104740480
  • NII論文ID
    130007479167
  • DOI
    10.11402/ajscs.30.0_117
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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