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- 谷口 (山田) 亜樹子
- 東京農業大学農学部デザイン農学科
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- 栗 彩子
- 関東学院大学大学院工学研究科
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- 佐藤 祐子
- 東京医療保健大学医療保健学部医療栄養学科
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- 風見 真千子
- 東京農業大学農学部デザイン農学科
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- 野口 治子
- 東京農業大学農学部デザイン農学科
書誌事項
- タイトル別名
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- Analysis and Comparison of Akamoku (<i>Sargassum horneri</i>) from Different Regions and its Development as a Food Product
- サンチ ノ コトナル アカモク ノ セイブン ヒカク ト アカモク ノ ショクヒン エ ノ リヨウ
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抄録
<p> 鎌倉産, 仙台産, 佐渡産の産地の異なるアカモクの一般成分を測定し, 成分の比較を行った. 鎌倉産アカモクは灰分が最も多く, 仙台産はタンパク質が多く, 佐渡産は炭水化物, 食物繊維が多かった.</p><p> 各産地のアカモクのミネラル量を測定した結果, 鎌倉産はカルシウム, 鉄が多く, 仙台産はナトリウム, カリウム, マグネシウム, 鉄, 銅が多く, 佐渡産は亜鉛が多かった. アカモクのポリフェノール量は仙台産が最も多く102.3 mg/100 g含まれており, 鎌倉産, 佐渡産は各々95.2 mg/100 g, 76.3 mg/100 gであった. アカモクは他の海藻よりポリフェノール量が多く, 抗酸化作用などの機能性が期待できた.</p><p> アカモクを用いて食品を製造し, 栄養計算を行った. 鎌倉産アカモクを食品に使用することで, 食品のカルシウム, 鉄のミネラルの栄養価が高くなり, ミネラルが豊富な食品となった. また, アカモクを添加することで, 食物繊維の多い食品となった.</p>
収録刊行物
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- 日本家政学会誌
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日本家政学会誌 70 (3), 133-139, 2019
一般社団法人 日本家政学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763105941504
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- NII論文ID
- 130007618025
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- NII書誌ID
- AN10040097
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- ISSN
- 18820352
- 09135227
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- NDL書誌ID
- 029573202
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可