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- 大滝 宏一
- 金沢学院大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Illicit Object Drop by Japanese-speaking Learners of English: Further Evidence against the L1 Transfer Account
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抄録
<p>本研究は、日本語を母語とする初級レベル英語学習者の間で観察される「目的語脱落」と呼ばれる文法的な誤りの原因を探ることを目的とする。これまでの研究(例えば、Wakabayashi & Negishi, 2003)では、英語学習者の間で義務的な目的語が頻繁に脱落することが報告されているものの、その誤りの原因については、未だ明確な科学的な検証がなされていないのが現状である。本研究では、強制選択課題(Jiang & Haryu, 2014, 2016; Noble et al., 2011)を用いて実験を行った結果、日本語母語話者は,項が1つだけ含まれる文(例えば,the man and the woman aregorpingもしくは「男の人と女の人がチモっている」)に対して,母語(日本語)と第二言語(英語)で異なる解釈を与えることが明らかになった.この実験結果から,母語である日本語からの転移は目的語脱落に関与していないことが示唆された。</p>
収録刊行物
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- 第二言語
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第二言語 17 (0), 31-48, 2018
日本第二言語習得学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763107230336
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- NII論文ID
- 130007633302
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- NII書誌ID
- AA1260638X
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- ISSN
- 21870047
- 1347278X
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- NDL書誌ID
- 029523107
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可