書誌事項
- タイトル別名
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- Exploring functions of the penta-EF-hand family by searching for calcium-dependent interacting factors
- カルシウム イソンテキ ソウゴ サヨウ インシ カラ サグル penta-EF-hand ファミリー ノ キノウ
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説明
典型的カルパイン分子中に見いだされたpenta-EF-hand(PEF)ドメインは,EF-handを連続して五つ持ち,C末端のEF5どうしが一対になって二量体を形成する.PEFファミリーには,sorcinやALG-2のように触媒ドメインを持たないメンバーが存在し,さまざまなタンパク質と相互作用してその機能を発揮する.動物細胞においてALG-2二量体はカルシウム依存性分子アダプターとして働き,異なる分子どうしの連結や標的複合体を安定化をする.ESCRTシステムにおける初期補助因子としての役割や,小胞体–ゴルジ体間における小胞輸送調節が注目されている.一方,PEFドメインを持たない非典型的カルパインであるcalpain-7は,N末端にMITドメインを持ち,ESCRT因子と相互作用して活性化され,エンドソーム・リソソーム経路で働いている.
収録刊行物
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- 生化学
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生化学 91 (2), 191-209, 2019-04-25
公益社団法人日本生化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763108877568
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- NII論文ID
- 40021942472
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- NII書誌ID
- AN00126072
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- NDL書誌ID
- 029790011
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- ISSN
- 00371017
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可