色彩の生体心理効果
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- 木戸 眞美
- 東北学院大学教養学部
書誌事項
- タイトル別名
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- Bio-psychological Effects of Color
説明
赤、黄、緑、青、紫、ピンクの色彩について単一矩形パルス法で皮膚インピーダンスを測定し、自律神経関連のAPと固有電気伝導度と血流に関するBPに色彩効果が現れる事を見い出した。APは赤と緑で低く、青で高かった。青はBPが高く、交感神経緊張で血流の大きいリラックス状態になったと思われる。これは生理的な効果の他にも鮮やかな青のイメージが心理的に影響していると考えられる。被験者の色実験の印象と実験結果はよい対応を見せた。また、癒しの色といわれる紫ではBPが低くて落ち着く人が多かった。
収録刊行物
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- 国際生命情報科学会誌
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国際生命情報科学会誌 18 (1), 254-268, 2000-03-01
国際生命情報科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763111920256
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- NII論文ID
- 110001091785
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- ISSN
- 24240761
- 13419226
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可