英国の鉄道における列車事故と事業再編の示唆

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抄録

英国国鉄の民営化以降、ハットフィールド事故などの一連の列車事故が生じた。その原因として、線路投資誘引の不足、線路管理事業と線路保守事業の間の不十分な意思疎通、全国規模の政策責任主体の欠如などが示された。それゆえ、レールトラック社が事実上国有化されてネットワーク・レール社に移行するなど、英国では鉄道事業の再構築が進められており、わが国の鉄道政策においても、関係者間の意思疎通の強化など事故の教訓から学ぶ点が多い。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282763116179968
  • NII論文ID
    130007654795
  • DOI
    10.32238/koutsugakkai.50.0_59
  • ISSN
    24346179
    03873137
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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