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- YUASA Harumichi
- Institute of Information Security
Bibliographic Information
- Other Title
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- EU におけるフェイクニュース対策
- EU ニ オケル フェイクニュース タイサク
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Description
近年、インターネット上におけるフェイクニュースの流布・拡散が、セキュリティに関する問題の一つと しても取り上げられるようになってきている。フェイクニュースは経済活動や社会生活の基盤である民主主 義自体を脅かすものとなっており、サイバーセキュリティの一問題として捉える見方も現れている。EU は、 2019 年の EU 議会議員選挙を控えて、フェイクニュース対策を行っている。ENISA が虚偽情報流布活動と その対策について技術的要素と人的要素の両面から分析を行い、フェイクニュース流布・拡散の土壌となっ ているプラットフォーム事業者に対しては、2018 年 7 月までに共通の行動規範 (a common Code of Practice) を策定して遵守することを求めた。他方で日本においては、フェイクニュースを法的に規制することはきわめて困難であるとされており、フェイクニュース対策はセキュリティ・マネジメントの概念にも影響を与える可能性がある。
Journal
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- SECURITY MANAGEMENT
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SECURITY MANAGEMENT 32 (3), 45-51, 2019-01-25
Japan Society of Security Management
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763117330688
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- NII Article ID
- 130007620321
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- NII Book ID
- AA11592621
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- ISSN
- 24345504
- 13436619
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- NDL BIB ID
- 029555777
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- NDL Search
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed