書誌事項
- タイトル別名
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- Regional disparities of community medicine for acute stroke in Japan and solution strategy
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説明
<p>【目的】本邦の脳卒中医療地域格差の現状と解決策を検討した.【方法】 46都道府県の日本脳卒中協会支部と宮城県対脳卒中協会にアンケート(A)を行い,A[1]は課題をもつ二次医療圏の有無と原因や解決策,A[2]は各圏域での実数を調べた.【結果】A[1]の回収率は 61.4%(81/132)で,329医療圏中「t-PA療法常時実施不可」は 9.7%,「血栓回収療法常時実施不可」は 27.4%の医療圏にあった.原因は脳卒中診療医不足,解決策は他医療圏の病院との連携であった.A[2]の回収率は 68.1%(32/47)で,「 t-PA療法実施 0」は 12.1%(21/174),「血栓回収療法実施 0」は 36.6%(53/145)の医療圏にあり,実施数は都道府県や医療圏間で大きく異なった.【結論】t-PA療法や血栓回収療法実施状況には地域格差があり,法制定下の行政参画で地域実情に合う連携体制構築が望まれる.</p>
収録刊行物
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- 脳卒中
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脳卒中 41 (2), 93-99, 2019
一般社団法人 日本脳卒中学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763117488512
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- NII論文ID
- 130007618740
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- ISSN
- 18831923
- 09120726
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可