書誌事項
- タイトル別名
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- INFLUENCE OF REPETITION OF TEMPERATURE DROP AND RISE BELOW FREEZING POINT ON SALT SCALING RESISTANCE OF MORTAR
説明
<p>凍結防止剤溶液の凍結と融解過程がスケーリングに及ぼす影響を明らかにするため、NaCl水溶液の凝固点以下-40~-3℃において、様々な温度範囲で降温と昇温の繰り返し試験を行った。スケーリングが起こる温度条件は、NaCl水溶液の状態で説明することができる。-20~-10℃の範囲で降温と昇温、または、この温度範囲を降温と昇温時に通過する条件でスケーリングが起こった。この温度範囲において、氷と高濃度のNaCl水溶液が共存する状態である。氷とNaCl・2H2Oの2成分の固体状態である-40~-21℃の範囲での降温と昇温ではスケーリングは起こらなかった。温度変化に伴いNaCl水溶液の一部分が凍結と融解する現象によってスケーリングが起こると考えられる。</p>
収録刊行物
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- Cement Science and Concrete Technology
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Cement Science and Concrete Technology 72 (1), 240-246, 2019-03-29
一般社団法人 セメント協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763117971584
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- NII論文ID
- 130007626856
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- ISSN
- 21873313
- 09163182
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可