書誌事項
- タイトル別名
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- Aspects of the eruption of Kaimondake volcano in year 16 of the Jogan era (874 AD) and human response to volcanic disaster
- カイモンダケ ノ ジョウカン ジュウロクネン(AD874)フンカ サイガイ ト トウジ ノ ヒト ノ タイオウ
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抄録
<p>薩摩半島南東端に位置する開聞岳(924m)では,平安時代の貞観十六年(AD 874)と仁和元年(AD 885)に噴火が発生した.開聞岳東方の指宿市街地に位置する敷領遺跡・橋牟礼川遺跡では,貞観十六年テフラに対比されるKm12a3~4(紫コラ)下位から,噴火で被災した遺構・遺物が発見されており,噴火災害の様相と当時の人々の対応が明らかになってきた.本論では,遺跡内外でのKm12a3~4の堆積状況と「日本三代実録」の記録とを対比し,居住地域や耕作地が埋没するなどの災害が生じたこと,噴火途中で降雨によるラハールが発生したことなど,記録と発掘結果が整合することを示した.Km12a3~4が厚く堆積した地域では,噴火後に復旧作業を実施しなかったか,途中で断念し集落を完全に放棄した.一方,分布主軸からはずれた地域では復旧がなされ,噴火後の政治・経済の中心となったと推定される.</p>
収録刊行物
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- 第四紀研究
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第四紀研究 58 (2), 211-228, 2019-04-01
日本第四紀学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763118012032
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- NII論文ID
- 130007659510
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- NII書誌ID
- AN0034136X
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- ISSN
- 18818129
- 04182642
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- NDL書誌ID
- 029655557
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可