東日本大震災の復興状況を提示するWebシステムの構築
書誌事項
- タイトル別名
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- Construction of a Web-based System to Present the Status of the Great East Japan Earthquake Disaster Recovery
抄録
2011年3月11日の東日本大震災は東北地方一帯に甚大な被害をもたらした.これまでに,多くの衛星画像解析が被害状況の把握に活用されている.しかし,今後重要となるのは,破壊された環境状況がどのように再生されていくかを長期に渡ってモニタリングしていくことである.そのような背景から,我々の研究グループでは,“衛星観測と現地調査による被災地の環境再生モニタリングと地球環境教育の実践プロジェクト”に取り組んでいる.本プロジェクトの主要な目的は,被災地の環境が年々どのように再生していくのかを,被災地の高校生達と共に衛星画像解析と現地調査の両面からモニタリングし,その作業を通じて青少年の地球環境教育を実践すること,および環境の再生や地域復興の状況をわかりやすく提示するWebサイトを作成し,広く世界に発信することである.本稿では,震災からの復興状況を提示するWebシステムのプロトタイプ構築,被災地の現地調査によって得られた画像データの自動分類システム中心に,プロジェクトの進捗状況の一部を報告する.
収録刊行物
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- 画像電子学会研究会講演予稿
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画像電子学会研究会講演予稿 13.04 (0), 70-74, 2014-02-20
一般社団法人 画像電子学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763119251968
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- NII論文ID
- 130007629284
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可